【ワシントン時事】米財務省は27日、北朝鮮のIT技術者の海外派遣事業に関与したとして、ロシアや中国などを拠点とする2団体・6個人を制裁対象に指定したと発表した。北朝鮮による核・ミサイル開発の資金調達に関わっていたという。
 米国内の資産を凍結し、米金融システムからの締め出しを図る。韓国外務省も同様の制裁措置を発表。ネルソン米財務次官(テロ・金融情報担当)は「米国は韓国と共に、北朝鮮の違法な兵器開発の資金調達を阻止していく」と強調した。 
〔写真説明〕米財務省=ワシントン(EPA時事)

(ニュース提供元:時事通信社)